特別支援教育士の資格をもつ専門家が、
幼児期から思春期までのお子さんの相談をお受けしています。
発達に問題を持つお子さん(脳の機能の凸凹)は、小さい頃から育てにくい、他のお子さんと違う、言うことを聞かない、動きが止まらない、思いやりがない、自己中心的などの姿で現れます。
その結果、親子関係がうまくいかない、子どもに愛情を持てない、叱ってばかり、夫婦関係の悪化、などが起こりやすくなります。
発達の問題をもつお子さんには、4~5歳頃にソフトサインが現れることがわかっています。
なるべく早く、脳の機能の問題として理解し、周囲が適切に対処することが大事です。
当所では、詳細な生育歴、心理発達検査を通して、脳の機能を分析し、具体的な対処方法について考えるお手伝いをさせて頂きます。
どのお子さんも、小学校高学年頃に自己イメージができあがることがわかっていますので、なるべく成功体験を積み、二次障害に陥ることなく、高い自己イメージをつくっていくことを心がけましょう。
*二次障害・・・自分はダメだという自己イメージをもつ、学習が身につかない、友達から孤立する、非行に走る、など
*発達障害(凸凹)についての情報、大学生以降のご相談は、併設の「おとなのための発達障害(凸凹)サポートセンター」をご覧下さい。
心理発達検査とは
1.検査
お子さんにテストを受けていただきながら、保護者の方にお話を伺います。
見え方、聞こえ方、概念、記憶、学習の仕方などにどのような傾向があるのかを、脳の機能の面から調べます。
2.レポート作成
1.の検査をもとに、伸ばすところ、またこれからどのようにしていったら良いのかを、学習面、社会・行動面、情緒面などからレポートを作成します。
3.フォローアップ
2.を元に、社会性、学力をつけるための個別あるいはグループでのトレーニングを行います。
保護者の方のご相談や、必要に応じて家庭教師を派遣いたします。
文責 公認心理師・臨床心理士 井口和子